Column ユーザーテスト(ユーザビリティテスト)コラム

No.11「ユーザー行動観察」と「再現インタビュー」は別物。

ディレクター爲廣慎二

ディレクター
爲廣 慎二

Webサイトの問題点を明らかにし、改善案をつくるために実施するユーザーテスト(ユーザビリティテスト)が「ユーザー行動観察」です。ペルソナづくりのために実施する「再現インタビュー」はカタチはよく似ているので、回りから見ると同じ事をやっているように見えますが、これらは別物です。

似ているようでも全く違う

「ユーザー行動観察」テストのおおまかな流れ

・Webサイトの課題・問題点=仮説を立てる(ハードルになっている箇所を予測します)

・テスト設計(テストの目的(明らかにしたいこと、知りたいこと)を明確にします)

・実際のターゲットユーザーをリクルーティング(テスト計画にある経験などもリクルーティング条件として重要)

・ユーザー行動観察テストの実施(課題を与えて、実際に自然な行動をしてもらいます)

・テスト結果を分析し、改善案をつくる(実際のWebサイトリニューアルでは改善ワイヤーフレーム案とユーザーシナリオを作ります)

・実制作に繋げる(Before → AfterのPDCAを実施する(繰り返す)ことが大変重要です)

ペルソナづくりで実施する「再現インタビュー」のおおまかな流れ

・マーケティングで絞り込まれたターゲットユーザーを行動、要望、実績、目的、などによって、いくつかのカテゴリーに区分します。

・各カテゴリーの代表的なユーザーに対して「再現インタビュー」を実施します。
再現インタビューでは、過去に自分が行動した(閲覧した)Webサイトを実際に再現してもらい、なぜそういう行動をしたのか、どういう心理でそういう行動をしたのか、を深く聞いていきます。

ペルソナ・シナリオ法の大まかな流れ

・再現インタビューから、各カテゴリーの代表的なユーザーの過去のWeb行動と深層心理を明らかにします。

・それぞれの行動に共通点を見出し、グルーピングし、見出しをつけることで新たな気付きや発見を見出します(KJ法)

・KJ法によって導き出された新たなペルソナ(ターゲットユーザーの代表)の名前や職業、人格を決め、皆で共有できるようにする

・そのペルソナの行動を具体的なシナリオに書いてみる

・ペルソナ・シナリオに基づいてWebサイト構築をする

TAMでは、「再現インタビュー」といったデプスインタビューも実施しています。
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