セミナー・勉強会 2018年7月19日

成果にインパクトのある一手を選ぶ!「売上を伸ばす課題解決思考」セミナー開催

TAMのECコンサルタントの中山茂氏とwebディレクターの飯田の2人による、ECサイトの売上を伸ばすための課題解決思考セミナーを開催しました。

セミナーは2部構成に分かれており第一部では、中山氏より「売上を伸ばす課題解決思考」についてお話しいただき。第二部ではTAMより「マーケティングベースの実践的課題解決プログラム」についてお話しました。

中山氏からは、年商700億円の大手ECサイトを立ち上げた経験から、ユーザーや業界の変化と、課題解決の考え方をお話いただきました。
EC業界の発展と共にユーザーの購買行動も大きく変化してきました。それにより、以前のようなデジタルマーケティングの施策では通用しなくなってきており、よりユーザーにサービスや商品の価値を伝えられるような施策が問われるようになってきています。ECにおいては「何を売るのか」ではなく、「どう売るのか」という思考が重要なのだそうです。

ECの現場では頻繁に課題が起こりますが、課題解決のための思考として、ここでは2つの基本原則を基に考えることをお伝えしました。1つ目の基本原則は「課題解決の要素をロジカルに数値化する」ということです。最終目標の達成のためにはどんな要素が必要なのかをまず把握して分解し、その上で要素を数値化させます。数値化させることにより、どこの数字を上げれば目標達成するのか、そのためのアクションプランなどが明確化になります。2つ目の基本原則は「MECEを意識する」ということです。MECEとは、目標対策に対して、漏れやだぶりがなく、全ての課題を解決する要素を出した状態であるかということです。想定よりも結果がぶれてしまった場合、どのような対策をしておくのか、ということを予めリスクヘッジをすることで、軌道修正ができるようにしておきます。

第2部はTAMのwebディレクター飯田より、より実践的な課題解決プログラムについてお話しました。ECサイトでは目標設定となり得る課題がたくさんあり、またそれによって戦略も戦術もも異なります。数ある施策の中から、どれを優先しどのようなアクションプランを組み立てればよいのかについて、実際にTAMが行っている方法を説明しました。

TAMでは、課題を整理するために「PGST」という、独自のフレームワークを使用しています。その際に目標に対して戦略と戦術がMECEに網羅でてきているかを意識します。TAMはこの課題の摘出から施策設定、そして実際に運用をしてPDCAを回すところまでお手伝いしています。

セミナー終了後は参加者の方々から個別に、ECの課題解決や構築に関するご相談をいただきました。

課題解決思考セミナーは8月も開催予定ですので、ご興味がある方はぜひ一度参加してみてください!

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