セミナー・勉強会 2020年5月18日

TAMのPWA開発についてお教えします!PWAオンラインセミナーレポート


PWAの導入を検討されている方向けに一時間のオンラインセミナーを開催しました!
本当に使ってもらえるアプリの作り方」をテーマに、ディレクターの角谷がTAMの事例も交えて、PWAの概要や基本についてお届けしました。
今回はそんなセミナーを公開レポート。TAMのPWA開発についてお教えします!

そもそもPWAとは?

ネットで検索しても、概念的すぎてよく分からなかったり、「ネイティブアプリみたいな」と表現するとわかりやすいけれど、実際のところ何なのかよく分からない…
捉えどころが難しく、どういう風に理解すればいいのか分からない、という方多いのではないでしょうか?

理解の仕方としては、
PWA = Progressive Web Apps = (最新の環境に合わせた)先進的なアプリケーション

Webブラウザは日々進化していて、ブラウザができることはどんどん増えてきています。
そんな流れの中で、最新のブラウザ環境に合わせて、より良いウェブ体験を少しずつ作っていく、ということが、PWAの本質と言えます。

アプリとしてのPWAとネイティブの比較

PWAがネイティブアプリより勝っていると言われるのは、大きく三点。
 

  • 開発コストが低い
    ネイティブアプリのようにOSごとのアプリ開発が不要という点や、ピンキリではあるもののウェブエンジニアとスマホアプリエンジニアの単価面、ストアへの手数料などが挙げられていました。
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  • リリースのタイミングが「任意」
    iOSの場合はアプリをストアに配信する際に審査が入るのでリリースまで時間がかかります。その点、PWAはあくまでウェブなので、サーバーにアップすれば公開可能。PDCAが回しやすいと言えます。
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  • ワンソースで完結できる
    開発コストにもつながりますが、ネイティブアプリを開発しようとすると、それぞれのプラットフォーム用言語でコードを書く必要があります。しかし、PWAはあくまでウェブなので、OSごとの開発が不要。メンテナンスのしやすさがあります。
  • PWAに向く分野とは?

    ▼ 角谷が運営として参加しているPWA Nightコミュニティで事例を聞いていても、この辺りの分野をよく耳にするそう。
     

    “ネイティブアプリは動きがスムーズ、デバイスの機能が使えてリッチな体験ができる”と言われているけれど、

  • せっかく作ったのにあまりダウンロードされなかった
  • PDCAが遅くなってしまう
  • 運用も含めてコストが…バージョンアップ対応が大変
  • と、そのアプリ、ネイティブアプリじゃなくても良かったのでは?という話がよくあるのだとか。
    ビジネス的にみると必ずしもネイティブアプリがいいわけではないのかもしれません。

    ▼ この表はネイティブとのすみ分けを説明する際によく使われるものだそうです。

    導入時のポイント

    ネイティブアプリ、ハイブリットアプリ、PWA…と、選択肢が増えたことによって、発注側にとって、最適な構築手法を選ぶことが難しくなっています。
     
    最適な構築手法を選ぶためには、

  • 目的を明確にした上で、ユーザー目線を取り入れること
  • 必要な機能を取捨選択してから、どの構築手法にするかを考えること
  • 構築手法の選択は、それぞれのメリット・デメリットを把握している会社と一緒に進めること
  • 以上三点がポイントです。

    TAMのPWA開発って?

    TAMでは、目的を明確にするために、PGSTという独自のフレームワークを使って要件整理しています。
    一枚のシートに主要な目的・ゴール、戦略・戦術をまとめているので、リリース後もブレないプロジェクトにすることが可能。
    また、利用シーンを明確にし、実際にユーザービリティテストを行いユーザー目線を取り入れることで、必要な機能を取捨選択しているのだとか。
    そうすることで、最適な構築手法を選択しているんですね。
     
     
    PWAはあくまで手段なので、Web開発としては高度かつ幅広い知識が必要。
    TAMは開発をするだけでなく、「共創」パートナーとして、実際にユーザーの行動観察をするところから、クライアント様と共にアプリ・サービスを作っています!
    戦略や企画から「共創」できるTAMをぜひPWAパートナーに〜!
     
    ▼ TAMのさらに詳しいPWA開発事例はこちらから
    https://www.tam-tam.co.jp/pwa/

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