立教大学様

情報を「見せられる」から、
自ら「使う」ユーザー体験へ。
グローバル施策のPWA開発

立教大学様は、世界各地から多様な文化・バックグラウンドを持つ留学生がキャンパスに集い、日本の学生とともに学ぶ環境の実現を目指しています。2024年度までに留学生を2,000名に拡大することを目標とし、従来よりもさまざまな国・地域の学生に出願してもらうために、募集サイトの制作を検討されていました。
TAMでは、リサーチによって見えてきた、ユーザーの本音から導きだしたコンセプトのサイト設計をご提案。PWAで形にし、サーバー選定など環境を構築するまで、企画の実現も担当しました。募集サイトでとどまらない、「出願までユーザーと関係を築く」デザインをしています。

ユーザーとの関係づくりを、
「ラーニング・アプリ」というコンセプトで。

海外の学生へリサーチを実施したところ、「出願」は多くのプロセスを経ての行動であることが分かりました。ネットでの検索、留学支援サービスの利用、先生や家族への相談、と時間をかけながら、日本での就職や帰国時の自身のバリューなど、留学の先も見据えています。準備期間から出願までの長期にわたり関係を築くこと、そしてユーザー自身に入学後の未来を描いてもらうことの必要性が明らかになりました。そこでTAMでは、募集サイトの制作を「候補生に未来を描かせ、検討から出願までナーチャリングすること」と再定義。出願までのユーザーとの関係をどのようにデザインするかを考え、「私の留学ラーニング・アプリ」というコンセプトを描きました。

「読む」「申し込む」だけでなく自分で「使う」、
出願までのユーザー体験

企画の実現には、「使う」感覚を持ってもらうことで単なる情報の閲覧を「ユーザー自らの体験」へと、変換することが重要です。サイト全体の構成は、学生の留学準備フェーズに合わせて、3つのステージごとにそのときユーザーがほしい情報を得られるように設計。読み進めるとメーターが上がっていくUIや、読了するとスペシャルコンテンツが出現するインセンティブの仕掛けなど、理解度の進捗が見えて楽しみながら学べるラーニングアプリのような体験をPWAでつくりました。
サーバーには海外でも高速表示でき、セキュリティも高いShifterを選定しました。高度なWebリテラシーがなくてもWordPressで簡単にサイト更新ができます。運用側にもユーザー側にも、ストレスを感じさせない環境を構築し、「募集」「出願」という単発の接点を、コミュニケーションの文脈を捉えることで能動的な体験にしました。

CREDIT

  • TEAM

    Project Manager角谷 仁

    Concept Making飯島 章嘉

    Director / UI吉本 隆浩

    Designer中込梨沙 / 坪谷 初音

    Front-end Engineer知念昌史 / 栗林茉澄 / 金城 周市

タムくん

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