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著者とコンテンツを関連付ける「rel=”author”」

米GoogleがWebページの著者名を検索結果に表示したり、
同一著者のコンテンツを関連付けできる「rel=”author”」を発表しました。

HTML5でサポートされるrel属性「rel=”author”」は
ページコンテンツの作成者をGoogleに伝え、
そのページが誰の手によって作られたかを特定することで、
著者とコンテンツを結びつけ、情報を探しやすくなるとのこと。
すでにCNETやThe New York Times、Washington Post などが
「rel=”author”」の導入を始めています。

設定するときに注意すべき点は「rel=”author”」は同一ドメイン内でのみ有効ということ。
クロスドメイン間では「rel=”me”」を使います。
また、クロスドメインの場合は相互リンクが必要です。

 「rel=”author”」の設定方法

  1. サイト内に著者情報を表示するプロフィールページを設ける。
  2. 各コンテンツページから著者のプロフィールページへリンクを貼り、そのリンクにrel=”author”を追加する。

■ 同一ドメイン内の著者プロフィールページへリンク

<a rel="author" href="著者ページ" >著者名<a>

 

 「rel=”me”」の設定方法

■ 他のブログ等のコンテンツから異なるドメインの著者のプロフィールページへリンク

<a rel="me" href="著者ページ" >著者名<a>

 
Googleによってコンテンツと著者の関連が認識されると、
以下のように、スニペットにリンク付きの状態で著者名が検索結果に表示されます。

また著者名をクリックすると、
著者に関連づけられたコンテンツが検索結果として表示されます。

[参考サイト: http://mae.chab.in/archives/1811]

このようにGoogleの検索結果から著名なブロガーや
お気に入りの著者などのコンテンツが見つけやすくなります。

将来的にAuthorRankとも呼ぶべき指標がランキングに関わってくるのではという予想もされており、
ユーザーにとってはより信頼性がある記事を選択する指針になるのではないでしょうか。

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