カルビー株式会社様
D2CビジネスにおけるCRO戦略とクリエイティブ制作
今回TAMは、カルビー株式会社様のD2C事業「Body Granola(ボディグラノーラ)」において、事業全体の成果を向上させるためのCRO戦略の支援と、そこで必要なクリエイティブ制作を担当しました。
Body Granolaは、腸内フローラの解析結果を参考に、自分の腸内に多い菌が好む素材を選んで作れる自分専用グラノーラを提供するサブスクリプション型のサービス。 カルビー様が成長戦略として掲げる「食と健康」領域の新規事業のひとつです。TAMでは、D2Cビジネスのパートナーとして伴走支援を実施。コンバージョン率(CVR)を最大化するための戦略的アプローチを行い、クリエイティブ制作から成果分析、改善施策の実施に至るまで、包括的に取り組みました。
広告クリエイティブの最適化によるCVRの最大化
Web広告の成果最大化を実現するため、Body Granolaのターゲット層や広告の配信媒体に基づき、バナー制作の上流戦略を設計しました。

「いつ、どこで、誰に、何を、どうやって」の4W1Hを徹底的に分析し、バナーに適したコンセプトとクリエイティブ要素を構築。デザイン要素は「コンセプト」「トーン&マナー」「CTA」「モチーフ」「コピー」「レイアウト」などに分解され、これらを言語化したうえで成功要因を抽出し、最適な組み合わせを模索しました。

これらの組み合わせで制作したバナーデザインは100種類を超え、これらのバナーによる広告クリエイティブの最適化を実施しました。
バナーごとのパフォーマンスデータを精査し、成功パターンと失敗パターンの要因を解析。これにより、広告が最も高い成果を出すための組み合わせが明確になり、PDCAサイクルを迅速に回すことで、CVRの向上を達成しました。

CVR向上のためのLP・ECサイト改善アプローチ

Body GranolaのランディングページおよびECサイトについても、CVRの向上を目的とした改善・最適化を実施しました。
過去のユーザー行動データを活用し、読了率やコンバージョンデータを参考にしながら、構成パターンを検討。TAMの経験と実績に基づいたLP設計を基礎としつつも、サービスが比較的高価格帯であることを考慮し、信頼感を引き出すコンテンツや購買意欲を高めるコラム記事などを充実させました。
また、リリースから数ヶ月の間に派生LPを複数パターン展開し、日々の改修も継続的に行っています。これにより、ユーザーの反応を基にした改善を積み重ね、エンゲージメントと成果の向上を実現しました。
顕在化している課題や目標に対して適切なKPIを設定し、定量データと定性データを組み合わせたUX改善を実施。カルビー様が求める成果に応じて柔軟にサポート体制を整え、戦略の立案〜実施〜分析と考察までを一貫してスピーディーに実施しています。
パートナーシップの構築
広告クリエイティブ領域から始まり、CVRの向上を目的としたLP・Webサイトの最適化を実施してきました。
次第に対応範囲も拡大し、LTV最適化のための戦略設計やユーザー起点の施策提案、ecforceの開発支援などに着手。課題や目的に応じて対応スコープを柔軟に変化させ、機動力が必要なD2Cビジネスの支援を行っています。

プロジェクトメンバーの振り返り
CREDIT
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CLIENT
カルビー株式会社様
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SERVICE
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WEB SITE
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TEAM
Project Manager松田 拓也Adviser引野 文也
Director川満 遥 / 尾上 花奈
Designer関さやか / 松下 泰子
Engineer西村 良祐 / 岩下 隆之介
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