yamakawa

ECで、子育て中のママに買いたいと思わせるバナーとは

ECで商品を売りたい時、TOPページやランディングページ、アフェリエイトバナーなどに、
売りたい商品をバナーで訴求します。

そのバナーを通して、ユーザーに「買いたい!!」と思わせて、売りたいカテゴリや商品に誘導しますね。

そこで、そんなバナーを制作する際、ECの販売側として大事になってくるのは
「誰に」「何を」売りたいか
ということです。

通常ECでは、自分の欲しいものを自分で選んで、自分で購入するというパターンが考えられますが
子育て中のママの場合、
実際に商品を使うのは子供や家族になりますが
購入者はママになり、使用者と購入者が分かれるのが一般的です。

この場合、バナーのレイアウト構成やデザインは、
いつもと同じ考え方で制作しても良いのでしょうか?

子育て中のママがお買い物をする時

子育て中のママたちは、普段とっても忙しい毎日を過ごしています。

ベビーカーで赤ちゃんを連れながらお買い物しているママをよくスーパーなどで見かけますね。
私がママになる前は、なんだかその光景は素敵に見えていました。

ですが実際は、重たい荷物を両手に抱え(しかもだいたい抱っこ疲れで両腕筋肉痛)
いつ泣くかわからない赤ちゃんが常に一緒というプレッシャーの中での
購入忘れを許されないお買い物は、なかなか厳しいものがありました。

そんなママにとってECは強い味方!

子どもを連れてスーパーやお買い物に出かけるよりも
できることなら、平日や週末、日中や夜中などの時間帯に縛られず、
いつでも気軽に、必要なものをそのタイミングで
しかも一品も忘れることがなく、購入が完了できたら素晴らしいです!!

ですが先述の通り、ママはとっても忙しく、
たとえECでも、カートに商品を入れるまでの時間も限られたわずかな時間…!!

そんなママに購入忘れもなく、「あの時にあれ買っておいてよかったな」と思わせるような
素晴らしいお買い物体験を成し遂げていただくのにはどうしたらいいのでしょうか。

私が個人的に思うのには、ママが必要とする商品とは、下記のパターンが想定されます。

今すぐ購入したいものがある時

・おむつ、ミルクなどの日用品
・サイズアウトした衣類

購入忘れをしてしまった場合、激しく後悔する商品群…!!
なんなら明日にも届いて欲しい!!

いますぐ欲しいものはもう既に頭の中にあるパターンです。

こういった商品を購入するママのために、EC側が用意するバナーとして一番大事なのは
最も気づきやすいバナー
であることです。

ポイント: モノ>コト・ヒト
何よりも即座に商品が目に飛び込んでくるようにバナー内で構成してあげましょう。
商品カットが大きくしたり、文字が目に飛び込んでくる配色であったり。
ママがぱっと見で理解ができるバナーを目指しましょう!!

赤ちゃんが泣いている…、やかんがピィーとなっている…><
そんな中では、ママは文字をゆっくり読むこともできないですもんね。

今すぐではないが、いずれ必要になるもの

今欲しいとは思っていなかったけど、なんだか要りそうな気がする…??
ママ自身が気付いていない商品群もたくさんありそうです。

「ママ!明日学校の授業で〇〇がいるの!」
こどもは、そんな急ぎのことに限って、前の日の夜に言い放ったりなんかもしますよね。

ポイント: コト>モノ・ヒト
あ!!来週遠足があったんだ!これ買っておかないと!

とママに思い出してもらえるよう、また気付いてもらう仕掛けとして、
イベント名(遠足、お祭り…)や学校行事(運動会、プール開き…)など、
ホットなワードを前面に出してあげると大きな気づきを与えることができます。

これからあなたにはこれが必要になってきますよ〜!!
というEC側からの提案として、
関連商品、カテゴリを近くに並べてあげて、潜在的なママのニーズに届くよう心がけましょう!!

ついで買いを促進したり、EC内を回遊していただくきっかけにもなるので
忘れてはならない手法ですね。

必要なのかもわからないけど、購入した方がよさそうなもの

とってもアバウトな言い方ですが
特に一人目のママにとっては、これからの育児で何が必要か、何があったら便利なのか
さっぱりわからないのが現状です。

余談ですが、私が一人目を産んだ時、授乳クッションという存在を知った時は衝撃的でした…!
こんな便利なものがあったなんて…!!
赤ちゃんの体もしっかり支えられる上に、大幅に肩こりが解消されました…(早く知りたかった…)

ヒト>モノ・コト
そんなママのためには先輩ママの助言、レビューはとっても心強いアドバイスです。

「あかちゃんの夜泣き対策にはこれが便利!」
「これを使ってからは育児が少し楽になりました」
そんな頼りになる先輩ママのレビューはありがたいですね。

コラムや商品詳細ページの説明エリアなどで、
長めの文章や日常のシーン写真をベースに
実際に商品を使っているところを丁寧に紹介するのもいいですね。

商品のこだわりについて説明することで、ママに共感してもらったり、
そのサイトや企業を「好き」と思ってもらうファン化にもつながりブランディングに貢献します。

まとめ

どの商品群によるか、売り方は変わってきます。
モノか、コトか、ヒトなのか。

是非効果的に使って、困っているママのために開発された良い商品を、
忙しいママに気づかせてあげてください。

ママが家庭の中で笑っているとそれだけでハッピーに!!
ECの持つパワーで、子育て中のママたちを更に幸せにしていきましょう!

新しいウェブ体験を作ろう TAMのPWA開発
お問い合わせはこちら